私達の住む母なる地球には、私達人類が誕生する前から数多くの生き物が繁栄しては絶滅を繰り返してきました。
そんな絶滅した残念な生き物たちを面白く分かりやすく紹介しているのが、今話題の図鑑『残念な生き物』シリーズの1つ『わけあって絶滅しました』です。
わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑 [今泉忠明 ]
この図鑑は、これまで出ててきている一般的な図鑑とは違って、「絶滅した理由」という新しい観点から太古の昔に存在していた古生物たちや新生代まで生き残っていたけど滅んだ生き物を紹介している珍しい図鑑です。
どの絶滅した生き物の絵も可愛らしく、絶滅したせいなのかなんとも哀愁漂う顔をしているのがちょっとツボに入りますw
しかも、説明文も面白おかしくわかりやすく書いてあるので、子どもだけじゃなく親や爺ちゃん婆ちゃんも一緒に楽しみながら読める図鑑なんです。
さて、図鑑の話でテンションが上がっていますが、このブログはお風呂について書くブログです。なぜ『わけあって絶滅しました』の図鑑について紹介しているかというと、バスボールになっちゃっているんですよ、この図鑑。
それがこれ↓
『わけあって絶滅しました。バスボール』です。
今回はこのバスボールについて紹介していこうと思います。
わけあって絶滅しました。バスボール
パッケージの表紙には、今回出てくる予定の絶滅してしまった生き物たちが描かれています。
私は古生物や動物が好きなので、ほぼわかるんですが、古生物の図鑑や『わけあって絶滅しました。』を読んだことが無い人はわからないのがいるかもしれないですね。

ですが、安心してください!
このバスボールには学べるミニ図鑑もついているので、よく知らない人でも図鑑を見ながらバスボールから現れたわけあって絶滅した生き物たちの姿、大きさ、生息地、食べもの、絶滅年代と絶滅した理由を勉強することができます。
これは図鑑バスボールならではのありがたいオマケですね。
ちなみに、パッケージを開けたと同時に訴えかけるかのような投げ掛け文が書かれたミニ図鑑がひょっこりこんにちわしてくるので、不覚にも笑ってしまいましたww
そんな遊び心がある演出が素晴らしいマスコット入りバスボールなんです。
バスボールの香り

バスボールの香りは「懐かしい海の香り」。
生命の起源ともいわれる海の香りチョイスというのは、まさにこのバスボールにはうってつけの香りだと思います。
しかし”懐かしい”海の香り…懐かしいという部分に何となく違和感を覚えるんですが、この懐かしいは、まだ人によって汚されず綺麗だった美しい海の香りを演出したのでしょうか?
出てくるわけあって絶滅した生き物

出てくるわけあって絶滅した生き物たちは5種類。
- 「アゴが重すぎて」絶滅したプラティベロドン
- 「優しすぎて」絶滅したステラーカイギュウ
- 「のろますぎて」絶滅したドードー
- 「デコりすぎて」絶滅したオパビニア
- 「無敵すぎて」絶滅したメガテリウム
詳しくは紹介するのは避けますが、簡単にどんな見た目でどんなふうに絶滅したのかだけ書いておきます。オマケで付いているミニ図鑑にはもう少し詳しく書いてあるし、図鑑の方にはもっと詳しく書いてあるので、気になる人は確認してもらえればと思います。
プラティベロドンはゾウのような見た目なんですが、鼻だけじゃなくアゴも伸びてしまった悲しい見た目のゾウ。どうやらアゴが伸びすぎてしまって重くなったのが原因で絶滅したそうですね。
ステラーカイギュウは大型化してむっちり脂肪をため込んだジュゴンの仲間。人にその肉の美味さを知られてしまい、狩りつくされてしまって滅びたのが絶滅の理由。
体が大きいので泳ぐのが遅く、しかも傷ついた仲間を守る習性があったそうで、捕まりやすかったそうです。仲間思いという素晴らしい習性も時には種族を滅ぼす一端と成り得るという悲しい教訓ですね。
ドードーはかなりメジャーな絶滅した鳥。飛べない、足遅い、近づくという野生ではありえないほどの無警戒さで、船でやってきた人間に興味本位で近づいたら狩りつくされてしまったそうです。
天敵のいない小さな島で平和に暮らしていたせいで、平和ボケしてしまったんでしょうね。可哀想に…
オパビニアは古生代に存在した海の中の古生物。目が5つに顔の前には長いホースと先端にはカニのようなハサミ付き。普通に想像しても現在ではありえない姿をしているかなり変わり者の生き物。
環境の変化についていけなくて死んだんじゃないかと言われているそうです。
メガテリウムは南アメリカでは100万年以上前から最大最強と言われていた巨大なナマケモノ。ナマケモノなので動きが鈍く、人類が出現してくると、武器と集団戦法によって狩りつくされてしまったそうです。
アゴがシャクレてしまって滅びたプラティベロドンと優しさと切なさを併せ持つ海獣ステラーカイギュウが気になるところですが、完全に色物系な見た目のオパビニアも捨てがたいですね。
お風呂に投入
パッケージから取り出すとミニ図鑑と青い楕円形のバスボール。
このミニ図鑑1冊で、今回出てくる5種類のわけあって絶滅した生き物たちの事が書いてあるのでとてもありがたいです。
バスボールは普通のバスボールの丸い姿とは違って今回は楕円形でちょっと大きめなように感じます。
香りは濃い匂い。爽やか系の匂いです。懐かしい海の香りという感じはこの状態ではまだちょっとわかりづらいですね。
お風呂に入れると
それでは、わけあって絶滅しました。バスボールをお風呂に入れていきましょう。
我が家では子どもたちに楽しんでもらうためにマスコット入りバスボールを買っているので、毎回長男と次男に交互にお風呂に入れてもらうようにしています。
今回の投入者は長男です。
こう見るとバスボールが結構大きいのがわかってもらえるんじゃないでしょうか。
お風呂に入れると勢いよくシュワシュワと溶けだすわけあって絶滅しました。バスボール。長男と次男も仲良く何が出てくるのか見守ってくれています。
鮮やかな青色に染まる浴槽は、まるで海のよう。香りは夏場に使うクール系の入浴剤のような爽やかな香りです。
懐かしい海の香り…なのかどうかは私にはわからないです。けど、いい香りです。
溶けきるとオーシャンブルー。鮮やかで見てるだけでも楽しめます。
香りは、溶けていく時は浴室全体に充満する位の強さだったんですが、溶けきるとほのかに湯気と共にフワッと香る感じがしつこくなくて好印象です。
湯質はヌルッとしていて肌触り良好。まるで温泉の美肌に良いアルカリ性単純泉のようなヌルヌルさでした。
ただ、お風呂で遊ぶ子ども達にはお風呂がヌルヌルしてしまって、足を滑らせてしまいやすいので、滑らないように気を付けて入浴と遊びを楽しませてあげないといけないです。
出てきたわけあって絶滅した生き物
シュワシュワと勢いよく溶けてる最中に、どんな感じになってるのか気になって引き上げると

まるで珊瑚に埋もれた化石のようだ。
既に右端に独特な触手というかホースが見えてるので、多分アイツが出てきそうなのは明白です。とりあえず再びお湯に戻して完全体で御目見頂きましょう。
そして出てきたわけあって絶滅した生き物はコイツ。

やはりオパビニア!!
先程は文章だけの紹介だったので、知らない人はイメージがわかなかったでしょうが、どうですこのありえない姿。
5つの目にホース、ヒレも凄いことになってます。地球外な見た目ですが、れっきとした地球内(約5億4100年前)の生き物です。
これはクオリティの高いマスコットになってますね。細かいところまで精密に再現してあるので、図鑑からそのまま飛び出したかのような出来栄えです。
しかし、オパビニアって言いづらい名前ですよね。特に「パ」と「ビ」の部分を読む時にオパピニアになってしまいそうです。長男と次男も上手く発音出来なくて、長男は「オパイニア」次男は「オパニア」と連呼していました。
見た目がアレだから怖がるかと思ったんですが、2人とも取りあいっこするほど気に入ってくれました。
まとめ
今回使った『わけあって絶滅しました。バスボール』は、入浴剤としてはヌルっとした優しい肌触りに爽やかな香りとオーシャンブルーな色合いで質の良いバスボールでした。中に入っているマスコットは細かいところまでしっかり作りこまれていて、特に一緒に入っているミニ図鑑で詳しく見ながらその姿、形、絶滅した理由を勉強していけるのがとても良かったです。
他のマスコットもなかなかおもしろ魅力的なので、これはちょっと集めて部屋に飾っておくのもありですね。
これはぜひシリーズ化して他にもわけあって絶滅してしまった哀愁に満ちた姿の生き物たちをお風呂で楽しみながら紹介していってほしいものです。それか、先に残念な生き物辞典の方がバスボールとして出されるかもしれないですねw
ざんねんないきもの事典 おもしろい!進化のふしぎ /高橋書店/下間文恵
バスボールの質としても良くできていて、今では見ることのできない絶滅してしまった生き物たちの姿を知り、絶滅した理由も知ることのできる風呂育と知育、あと古生物や動物大好きな親と子にはテンションが上がりまくるマスコット入りバスボールでした。
まだ、わけあって絶滅しました。の図鑑を読んだことが無い人は、まずはこのバスボールでどんな図鑑なのか知り、親子で興味がでたら図鑑を買ってより深く絶滅した理由を知るというのもいいんじゃないかと思います。
もしこのバスボールを発見した時は、手に取ってみてください。
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